skillnoteのブログ

「スキルで自分らしく」を応援します

2015-01-01から1年間の記事一覧

「言葉の森」を育てよう

"書くこと"を続けていくと、それまでに感じることの無かった心境になることがある。文章は自分以外の誰かに読んでもらえる、という前提を持った瞬間に初めて、そこに生命の息吹みたいなものが宿る。自分から発せられた言葉が自分から切り離され、やがて自分…

"各駅停車"の生き方

仙台への出張。予定より早く東京駅に着いたので、ふと思い立っていつもの"はやぶさ"ではなく、"やまびこ"に乗ってみた。新幹線の各駅停車だ。いつもなら東京・上野を出ると次は大宮、そこから1時間も乗ると次の駅、目的地の仙台にあっという間に着いてしまう…

成功するファシリテーションの開始10分前にやるべき4つの約束

いよいよ開始時刻が迫り、自らがファシリテーターを務める大切な時間の成功を願う時、皆さんは何をしていますか?開始前の10分間を意図を持って過ごすことで、その後の数時間の充実度が格段に向上することをご存じでしょうか。これまで私自身がファシリテー…

管理職が「偉い」という時代の終わり

世の中では今後、大企業の管理職ポストが激減して行くことが見込まれています。「8割は課長にさえなれない時代」到来か - NewsPicks組織で働くと自分の上には上司がいて、その上にも上司、上司・・・という構造に出会います。誰もがいつかは課長、ひょっとす…

新社会人から10年目を迎えた君たちへ

新社会人から10年目を迎えた君たちへ。今、君たちはどこで、何をしていますか?***変わらずに同じ組織に属しながら、真っ直ぐ前を向いて踏ん張っている人。アメリカ西海岸に居を移し、まったく異なる世界で自分の役割を見つけた人。3人の子どもを産み育て…

うつ病から立ち直った話

桜の蕾がほころび出すと毎年思い出すのだが9年前の今頃、通っていた精神科の主治医から会社を休職することを強く勧められ、翌朝上司に震える手で休職願いを出し、何を話したか緊張と不安感のあまり何も思い出せないが、ともかくそれから2ヶ月半の休職期間に…

名刺交換で漫然と名刺を交換してはいけない理由

4月から新社会人、という方も多いと思います。「名刺の受け渡し」マナーについては様々な書籍やwebでノウハウが示されており、それらを見ながらOJTですぐに身についていきますので、さほど心配は不要です。*例えばこんなページ。"レベル"はあまり関係無いと…

「自分にもう一つの生き方をプラスする講座」開催しました

2月21日(土)、「女性のための 自分にもう一つの生き方をプラスする講座 ~話題のコミュニケーション手法“ワールド・カフェ”で見つけるあなたのパラレル・キャリア〜 」を開催しました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。 開催から早くも一か…

サラリーマンがフリーより恵まれている7つの相違点と、だからどちらを選ぶのが良いの?という話

少し前の記事ですが目にとまったこちら。サラリーマンは自営の気持ちがわからない : ブロガーかさこの「好きを仕事に」その通りだなあ、と思いながら読みました。私も両方の立場を持っているのですが、フリーの仕事をやってみて初めて気づいたことは幾つかあ…

桜の花を、あと何回見ることができると思いますか?

私、本日41歳の誕生日を迎えました。男性の平均寿命が80.21歳ですので丁度後半に入ったことになります。だからあと40回、桜を楽しめるはず・・・とはならないですね。いつ、何があるかわからないのが人生。今年の桜が最後になるかもしれない。そう考えると、…

増加中!?「境界性パーソナリティ障害(人格障害)」という病と、その対処方法

医学や社会の発達により、それまで見落とされていたある種の行動やちょっとした考え方の違いが、一定の水準を超え本人や周囲の日常生活に悪影響を及ぼすほどになった時、それは「病」として認知されます。それは本人と周囲が見えないストレスと戦うのでなく…

あれから4年、私たちは変わったのだろうか

今日で東日本大震災から4年。ほんの少し前のことのように感じる。あの時、世の中は変わるのだろうと心から思った。実際はどうなっただろうか。震災により失ったものは大きいけれど、新たに気づいたこと、得たこともたくさんある。それまで当然のものと受け入…

そのプレゼンに"魂"はあるか

面白い記事を読みました。プレゼンテーションシンキング(プレゼン思考)講座 2015〜前編 - soanblog創庵メディアファシリテーターの佐々木博氏による記事で、非常に興味深い内容です。話の「3つの要素」私が普段開催している講座では、プレゼンテーション…

「会社員」はそれ自体がコスプレ

世の中で会社員という働き方が主流になってからようやく100年経つかどうか、まだまだ揺らぎの中にあります。会社員といういわば与えられた架空の役割、いやそれは架空ではないんだけど本人の能力とか実力の前に「ポスト」があり、まずそこに割り当てられてス…

トンネルの出口と入口

最近良くないことが幾つか重なっていて、久々にメンタルが低下中。重ねて風邪をひき、不注意から太ももの裏の筋肉も痛めるという、泣き面に蜂状態。まあ長い人生、そんな時もありますね。とはいえ日々のやるべき仕事はあり、会うべき人はいるので、その瞬間…

"一つの名刺に全てを込めるサラリーマン"のリスク

昨夜のこの記事が図星すぎたので紹介します。サラリーマンが「名刺」に託しているもの | なぜあのオジサンは、働かないのか? | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト要約すると、・退職後に名刺の存在が無くなり、虚しさを感じる人がい…

むしろ混在させたい「ですます調」と「だ・である調」

学校だったか社会人になってからなのか記憶は定かでないのだけれど、「ですます調」と「だ・である調」は同じ文章の中に混在してはいけない、と教わった。そして、とくに疑問も持たずにしばらくは、それに従って文章を書くようにしてきた。でも、最近思うん…

「最初の3年で仕事人生の大半が決まる」なんて真に受けてはいけない

春を前に、今年もこんな記事が話題のようです。最初の3年で仕事人生の大半が決まる説 - sudoken Blogしかし僕は、正面から意義を唱えたい。そんなわけないだろう、と。それは、あなたの個人的な成功のみを目的にしていませんか?そもそも成功の定義は経済的…

同業者と知って遠ざかる人の悲惨な末路

私はプレゼン技術に関するセミナーの講師をしているのですが、最近似たような経験が続いたので少し整理してみました。・自分が受講者として参加したダイバシティに関するセミナーの休憩時間、講師に名刺交換をお願いしました。その方はダイバシティ推進団体…

【確定申告】パラレルキャリアで収入のあるサラリーマンのお役立ちサイトまとめ

いよいよ確定申告の季節です。パラレルキャリアが充実してくると、それなりに収入と支出が増えてきますね。手間ですがキッチリ申告しましょう。やってみると考え方は意外に簡単で、売り上げが少なくても還付金を得られる可能性があります。手続きの理解に役…

小学校の授業科目を1つ増やすなら『プレゼン』をイチオシの理由

苦手意識の払拭から広がる可能性私は時折プレゼン技術に関するセミナーを開催しているのですが、そこには人前で話すのが苦手、という方が数多く参加されます。プレゼン技術を学ぶのに「遅すぎる」ということはありませんので、大学生や社会人からシルバー世…

優れたファシリテーターを目指すなら守りたい4つの約束

ファシリテーションの概念が日本に導入されて10年程が経過したでしょうか。ようやく最近ファシリテーションとは何か、またその効果についても同様に世の中で認知されつつあることを感じています。旧来型の会議による一方的な指示や伝達だけでなく、参加者が…

コンテンツのあるおっさんと、無いおっさんの見分け方

私自身もアラフォーで立派なおっさんの一員なのですが、どうも世の中には人から受け入れられるおっさんと、遠ざけられるおっさんがいるようです。その違いは外面的なこと(顔が怖いとか、臭いとか)を除くと、要はコンテンツを持っているかそうでないか、そ…

「イクボス」のジレンマ

私、いよいよ本厄の一年を迎えてしまいました。厄払いの効果を願うばかりです。さて、イクボスについて一言。育児に関わる男性の参加を増やすためにはまず管理職から、というキャンペーンです。しばらく様子を見ていたのですが、どうも私にはその狙い、効果…

"スキルノート"名称の由来と今年の誓い

あけましておめでとうございます、富士山麓で新年を迎えました。3年目となる"スキルノート"は今年、更なる進化を目指します。活動名称の由来は「スキル=技術や知識」を習得することで時間や経験差を乗り越えて目標に到達したい、その支援の仕組みを提供した…