skillnoteのブログ

「スキルで自分らしく」を応援します

2017-01-01から1年間の記事一覧

助走は、長すぎてはいけない

何かモノゴトを始める時に、とても慎重な人たちがいる。考えられうるすべての障壁を取り除いて、全てのルールに反していないことを確認して、周囲の全員の承認を得て、徐々に外堀を埋めていく。 それでも、すぐには行動しない。将来的な環境変化とか、資金調…

ケムリの記憶

今日、お世話になった故人を偲ぶ「お別れの会」に参列してきました。その方は約20年前に私が新入社員として企業に入社し最初に配属された営業所の、上司の上司の上司、でした。 直接お会いしたのはただ一度、前年度不振店の激励訪問という名目の少人数での春…

自由に名刺を手づくりする、という行為の先にあるもの

11/11(土)に中央区・日本橋にある「協働ステーション中央」さんご協力のもと、「働き方のRe:デザイン~「複業」での自立と地域貢献~」を開催しました。その様子を資料や写真とともにお伝えしながら、自由に名刺を手づくりするという事が意味することや効…

企業団体・非営利組織向け事業支援のご案内

こんにちは、スキルノート 主宰の芦沢です。10~11月は働き方の多様性について考える2講座「地域で輝く2枚目の名刺」、「働き方のReデザイン~複業での自立と地域貢献~」に大きな関心をお寄せいただき、合計で70名近いご参加をいただきました。 柔軟な働き方…

「あなたは役立っているよ」という気持ちは口に出すことで輝きを放つ

今年の初めから継続的に人材育成のご支援をさせていただいている非営利団体さんがあります。月に一度お伺いし、何人かの担当者さんとの面談を通じ事業の課題を共有したり、解決の道筋を一緒に考えたり、想いや時には不満を受け止めたりしてきました。 自分自…

「バズる記事」は本質的な変化を遠ざける

これまでの価値観を根本から見直すような本質的で真理を突いた意見を明確に述べることと、その文章がweb・ソーシャルメディアを会して何万何千の人たちに支持され読まれる(バズる)こととの間には、正の相関関係は無いと常々感じている。 何万何千の「いい…

なぜ今、パラレルキャリアなのか(寄稿記事)

特定非営利活動法人 NPO・えん 様の機関紙「万里夢(マリーム)」2017.10発行号へパラレルキャリアについての記事を寄稿させていただきましたので、その内容をご紹介します。 http://www.npo-en.com 皆様はじめまして、私は現在サラリーマンの仕事と別に…

「いつか」はいつか?

いつか、自分が本当にやりたいことをやろう。 では、その「いつか」はいつやってくるのだろう。 自分が本当にやりたいことは、「いつか」がやってこないと出来ないのだろうか。 本当にやりたいことよりも優先して日々やっていることは、自分にとってどんな意…

「仕事のコントロール度が低い」だけで人は心身に異常をきたす、という実体験

今日は勤めの方の仕事にまつわる出来事に関して自分が最近経験したことについて書いてみようと思います。 新卒からサラリーマンになりちょうど20年が過ぎた節目の春先に、それまでまったく未経験のシステム開発部門へ配属となりました。 そこでの専門性に関…

「非営利活動・市民活動」はどうして「団体」でないと認められないのか

当方の講座受講者の方から「非営利活動・市民活動」はどうして「団体」でないと認められないのですか? というご質問をいただきました。事実、多くの公的機関や行政による支援制度や助成金などは、NPO団体あるいは任意団体による活動のみを対象とし、個人活…

僕が今、あえて一般職への転換を選んだ理由

大学で就職活動を経て卒業して、縁あってお世話になった会社で20年が過ぎました。そして7月からこれまでの総合職からいわゆる一般職、正確には地域限定型総合職という立場に転換をしました。(昔の一般職が数年前に全て地域限定型総合職に変わるという制度変…

年下男性を「〜君」と呼ぶより「〜さん」と呼ぶ男性の方が仕事のバランス感が良い件

ビジネスパーソンの男性が職場の同性の後輩をどう呼ぶか、という話です。社会人になってから20年くらい頭の片隅でくすぶるように気になっていたことなのですが、最近ふっと何かが舞い降りたようにこんな考えに至りました。・年下の男性を「〜君」と呼ぶ人よ…

起業・複業と自己実現の微妙な関係

キャリアチェンジとしての起業、あるいは複業による起業ブームが続いていますね。そこで私が大切だと思うことを少し書きたいと思います。まず、自己実現や自己肯定感を満たすことを当初のきっかけとして事業を起こすのは「アリ」だと思っています。自分を変…

10人中9人が理解し難い話にこそ価値はある

当ブログが題材としているテーマは見る人によっては、あるいは見方によっては面白くもない小難しい話題ばかり、という印象かもしれません。しかしとある時に目を留めた書物に書かれていたのは、「10人中9人が理解し難い、取っ付きづらいテーマにこそ価値はあ…

人口8,000万人時代のリアル

人口8,000万人時代のリアル。ほんの50年後に日本の人口は現在の3分の2になり、相対的に高齢化率は上昇する。3人いたのが2人になり、労働人口割合はそれ以下になる。想像力を少し働かせればこれからどんな変化が起きるかは幾つか推測できる。不動産価格は下落…

サラリーマン「だけ」の人生では失うかもしれない大切なもの

さて年度末。転勤や昇進や人事評価や、サラリーマンを取り巻く様々なイベントが目白押しの季節です、ところで。 サラリーマン「だけ」やっていても、人生は過ごせます。しかし時間の経過と共に本質的な成長とは別次元のレベルでの、周囲への適応や協調に多く…

コンテンツライティングを手の内に入れたいなら欠かせない5つの行動

少し大袈裟なタイトルをつけてしまったが本ブログを開始してから4年、月に1〜2本のペースで書き続け、それなりに皆さまに読んでいただきながら続けさせてもらっている。正直、苦労しながらではあるけれど文章素人の私でも1,500〜3,000文字をコンスタントに書…

高すぎるサラリーは人生の優先順位を狂わせる

お金は、ある意味麻薬だなと思う。一定額以上のそこそこ満足する収入を得ていると、その現状が正しいもののように感じられ、本心の幸福感とは別に満足した生活が送れているように見え、現状の行動を全て肯定してしまう力があるからだ。統計では労働者に占め…

LIFE SHIFTを実現する タイムマネジメント講座

多忙な日常を工夫して、やりたい事にかける時間を創出したい。本当に大切な時間を優先的に確保して自己実現したい。そんな風に感じている方が増えてきました。人生100年時代に必要なタイムマネジメントスキルについて、価値観の認識から日常の習慣に落とし込…

子どもの主体的な成長のため大人が知っておくべきたった一つのこと

「子どものための自己紹介のコツ」講座を先週末に開催し、11組のお子さんとその保護者の皆様にご参加いただきました。 これは自分を相手に伝えること、伝わることの純粋な喜びや楽しさを知って欲しいと願い、昨年度から続けている取り組みです。 講座を終え…