立場が「上」ならメール返信は疎かで良いのだろうか?
会社役員
著名人や、なんとか省のキャリア官僚
マスコミの編集部、数あるwebメディア
私自身の、過去数少ない経験では、まともに返信を返してくる割合は、いいところ2割くらい。
例えば、会社役員のメールは短くなくてはいけないルールでもあるのでしょうか?
「了解した、以後◯◯されたし。」
のような返信、受け取ったことありますよね。
暗黙の了解で物事が進むと思ったら大間違い。今の時代、自分の意思をきちんと伝えたいなら、相手が何もわかっていない前提できちんと説明する必要がある。そうでないと、望む結果はいつまで経っても得られないことだろう。その責任はあなたにあるのだと、本当にわからないのだとしたら病巣の根は深い。トップマネジメントこそ抜群のメールコミュニケーションで、部下の見本になるくらいのリテラシーが欲しいもの。
著名人や、なんとか省のキャリア官僚。立場が「上」の人は、メールへの返信すらしないことがある。一体自分を何者だと思っているのか。相手が誰であれ、社会的立場に本質的には上も下もない。ただ、周囲がそのように扱っていてくれているだけ、ということに気づかない、裸の王様になってはいないだろうか。
マスコミの編集部や、数あるwebメディア。取材依頼や売り込み・告知、山ほど届くから返信なんかいちいちできない?そういうものだろうか。担当者一名あたり1,000件も毎日問い合わせがあるなら仕方ないが、いいところ100件とか数百の範囲内だろう。カスタマーセンターが放置したら即座にコンプライアンス問題。その程度の件数の受発信に対応できないメディアは、時代のニーズの上澄みにしか目がいかず、いずれ淘汰されていくだろう。
おしまい。