skillnoteのブログ

はたらくを、楽しく創る

今年もお願いします、の裏側にあること

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スキルノートの芦沢です。今日は「研修講師」の立場として嬉しいことを書いてみます。

 

たいへんありがたいことに、春先から今頃になると昨年お世話になった主催者の方から「今年も講座/研修をお願いできませんか?」とご依頼いただくことがあります。

 

これは、もの凄く嬉しいです。もちろん、新規のご依頼も新たな機会と出会いをいただけるので、新規開拓という経営視点ではとっても大切なのですが、リピートのご依頼は意味が少し異なります。

 

1.昨年、人づての紹介や評判を聞いて依頼してみた

 

2.実際に講座、研修を実施してみた

 

3.主催者の期待した内容と一致し、受講者の反応も良かった

 

4.また今年も検討したけど、同じ人に依頼してみようとなった

 

おおよそこのような流れで、ご依頼に至るのだろうと思います。肝心なのは3.と4.の間です。

 

企画者の立場からすると、たとえその内容が良かったとしても、2年続けて同じ講師を呼ぶよりも、新たにほかの切り口で「動き」をつけたいのが自然です。私自身も過去に企業の市民向け講座の運営担当をしていましたが、次から次へと新たな「候補者」を見つけることが仕事の一部でした。

 

10年間関わったその講座シリーズで、2年続けて依頼したのは累計約100人中おそらく2〜3人だけ。講師の「顔」を変えた方が集客効果や学びの幅が広がるからです。それを乗り越えて依頼した2〜3名の方々は、内容はもちろん話し方や熱意、あるいは時間を経ても劣化しない何かを伝えてくれた人たちでした。

 

いまの自分の話に戻すと、私自身はまだそれらに応えるだけの要素・コンテンツをご提供できていないと思います。でも、リクエストをいただけたのはなぜか。

 

・昨年の受講者の皆さんが、通常を上回る良い反応や満足度を主催者に示してくれた

 

・昨年の受講者の皆さんが、講座からしばらく経過しても冷めることなく、実際に行動した

 

・昨年の開催後、受講者から話を聞いた第三者から内容への関心を示された(私も行きたかった、等)

 

きっと、こういう事があったからなのだろうと思います。つまり、何よりも影響力があるのは「目の前にいる受講者」であるということ。講座/研修の当日は何よりも目の前にいる受講者の皆さんが心から満足し、エネルギーを得て、楽しく挑戦しよう! と感じてくれるよう、全力で努めることが大切なのだろうと思います。

 

これは、オンラインセミナーではおそらく起きづらい現象です。同じ空間を共有するからこそ、目の前にいる相手の納得感、違和感、満足感などを表情や体全身で受け止めて、理解することができます。

 

そういった機会を一つ一つ経験させていただきながら、1年・2年と「今年もお願いします」をいただけるたびに、昨年の受講者の皆さんの表情を思い出します。そして、今年さらに深い気づきや感動を共有するにはどのような構成が良いだろうか、今年はお越しになる皆さんそれぞれが求めていることは何なのだろうか? と一人頭の中でシミュレーションを繰り返します。

 

それは、研修講師の立場として、私にとってこの上なく幸せな時間です。

 

深い感謝を込めて、また次の講座に向けて備え、受講者の皆さんと向き合う時間を大切に過ごしていきたいと思います。

 

終身雇用の終わり、に私たちが考えるべきこと

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最近、経団連経済同友会やその会員企業の経営者から突然に、そして我も続けとばかりに終身雇用の終わりを告げるコメントが発信されている。潮目が変わる、という言い方があるが本当に変わる時には徐々にではなく、一気に様変わりするものだ。満ち潮が引き潮になり晴天は雹混じりの雷雨へと、自然の変化と同様に私たちの労働環境や前提としていた社会の仕組みはほんの僅かの時間にガラリと変わっていく。

 

人生100年時代」というとてもわかりやすいキーワードに、私たちは2016年11月に出版されたリンダ・グラットン氏による同名の書籍から気づくことができていたわけだが、そこから数えて2年半が経過している。はたしてこの2年半の間に、私自身やこれを読んでいる皆さんは何を考え予測し、具体的にどんな変化を意図して果たすことが出来てきたのだろうか。

 

毎日の目の前の仕事にどのように取り組むかという短期的な課題はそれとして、ある瞬間はそれらを脇に放置してでも考えなければいけない重要な事柄がある。それは自分がこの先数十年どのように働き、生きたいのかという価値観であり、揺らぐことのない哲学である。

 

それらについて考えることを最優先課題として意識していたならば、周辺環境の変化がたとえドラスティックでスピーディーであったとしても、それらは「計画された偶然」として心のゆとりを持って受け止め、自身のキャリア形成を適切に形作ることは十分に可能なはずだ。

 

私自身はいま45歳という年齢だが、この先も生きるであろう50年間を予想する前に過去50年を振り返ってみれば、どれだけ大きな変化が今後あったとしても驚きはしない。50年前である1960〜70年代は、戦後の復興からすっかり立ち直り高度経済成長時代に突入した右肩上がりの時代だった。

 

生産効率の向上や競争力の強化のため資本が大企業に集約され、サラリーマンという「雇用される働き方」が以前の45%程度から80%に達し更に伸びていった。今に至って2018年のサラリーマン比率は過去最大の89%となっている。

 

その前提はあくまで市場が拡大していることで、作っただけ売れ、頑張って働いただけ収入が増えるという約束のもとにあらゆるバランスが取れていた。働き方においては雇用されることの不自由さ、つまり満員電車や長時間の拘束や、夜間休日も含めたお付き合いや転勤・単身赴任などそれらに引き換えても得られる収入と生活の安定、およびそれに紐付く社会的信用というのは、いち個人としても十分に採算が取れているものとして受け止められていた。だから会社はそれらを前提にして人材を自由に獲得し活用することで成長を維持してきたのだ。

 

しかし、である。現実に目を向ければ国内の人口が減少に転じて数年が経つ。2050年の人口予測は1億人を割っていて、現在よりも25%も減少する。年々増加する空き家は850万戸に達し、その傍で生産緑地法における2022年の節目を控え、都市部の畑だった場所には土地の売れ残りを怖れて次々とマンションが建設されている。GDPの高い割合を占める建設業を支えるため、政府機関が進んで不動産投資信託を税金で買い支えることで形の上では好況を維持している。

 

市場は確実に縮小していく現実が容易に想像できるのに、それを受け入れないかのような涙ぐましい努力を国や企業はこれまで続けてきたのだ。しかしここに来て経済界から「終身雇用はもはや維持できない」と表明することの意味は、その前提として置かれてきた社会の状況全てが崩れていくのですよ、もうその道は避けられないのですよ、と言っていることに等しいと理解して間違いではないだろう。

 

そして大切なことは、それは決して不幸なことではないということだ。低成長社会は憂うべきものではなく、モノの価値にきちんと向き合い、必要なものを必要なだけ得て、他者と不要な競争をしなくていい、そういう質的に満たされた社会を創るチャンスだからだ。

 

これまで局所的にはパーマカルチャーやスローライフや様々な言葉で持続可能な社会づくりが必要だと言って実行してきた人たちがいたがそれはあくまで一部で、社会全体としては高度経済成長の亡霊をずっと追い続けてきた。それが昨今はSDGs(持続可能な開発目標)に代表されるようなサステナビリティについての理解が広まり、社会が目指す方向が量的なものから質的なものへと既に変化が始まっている。

 

例えば24時間営業が当たり前とされているコンビニエンスストアが人員不足でやむなく夜間休業したことに対して取られた企業の不適切な対応は、あっという間にそのトップの首をすげ替える必要のあるところまで追い詰められた。それは社会に期待するサービスと私たちの労働という、表裏の事象を一連のものとして捉え議論できるごく普通の人々が増えてきていることの証でもあり、喜ばしいことなのだ。

 

さて、終身雇用の終わりは遠からず現実のものとなっていくだろう。私たちはいま、何を考えて行動するべきなのだろうか。その一律の答えは無い、ということが最大のポイントのように思っている。これから私たちが迎える社会というのは一本のレールに皆が行列を成すのではなく、それぞれが自分にとって適切なレールを新たに敷くことが必要な時代であるからだ。

 

そう考えると、働くことの計画やキャリア形成を自分が属する組織に委ねることのリスクは自然と認識できる。つまり、組織は状況が変わればそれらを容易に放棄する、せざるを得ない可能性が常にあり、そもそも組織が提供してくれるキャリア形成のチャンスは人生全体のごく一部の時期についてでしかない。

 

本来キャリア形成の責任は個人にあり、自分自身よりも自分の未来を案じてくれる人は世の中にはいない。真摯に自分自身に向き合いこれからの「はたらく」を考えたとき、心から自分が社会で果たしたい役割は何なのか考えるスタートラインに立つことができる。

 

終身雇用の終わり、という経営者のメッセージはこれから私たちが目指すべき質的な社会のあり方を考え、そして主体的なキャリア形成の価値と必要性にはっきりと気付かせてくれるとても貴重な機会として受け止めていきたいと、私自身は考えている。

 

 

【開催案内】World Cafe & Presentationを徹底的に学ぶ日

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近年、人が集まる様々な場づくりが工夫され「ファシリテーション」という概念が共通認識として浸透してきました。同時にその設計を手掛けるファシリテーターの役割を目指す方も増え、様々なツールやフレーム・技法が確立し、場の立体化に大きな役割を果たしています。

しかし一方で、参加者が安心して自己開示し有意義な意見を交わせる場を生み出すには、単にそれらの技術を知り実行するだけでは困難であることも事実です。一見工夫されているシナリオにも関わらず消化不良の感を抱いたり、あるいはファシリテーター自身の言動に違和感を感じる場面に接した経験を持つ方もいらっしゃることと思います。

そのような背景を踏まえ、今回はファシリテーターに真に必要な「問いの力」および「表現スキル」に焦点を当て、午前・午後の二部構成で学びます。まず午前中は場づくりの手法として広まってきた「ワールドカフェ」の進め方を体験しながら、場づくりにおける参加者相互の対話効果を最大限に引き出す「問いの力」について習得を目指します。

午後はいま一度基本に立ち戻り「伝わるプレゼン」の話し方について、心のありようと技術の両面から学びます。話し手としての「マインド、視線、ジェスチャー、間の取り方」など、質の高いファシリテーションは基礎的なプレゼン技術に支えられてこそ成り立つことを体感いただき、それらの習得を目指します。

講師・研修ご担当者や学校・教育関係者、地域での課題解決に関わる方や、今後それらの役割を目指す方など、ファシリテーターとして質の高いスキルを習得し、場づくりの可能性を広げたい方にご活用いただけば幸いです。

*本講座はnonowaラボの連続講座「ファシリテーションの教室」第2・3回分として実施します。

日 時:2019年6月1日(土)10:00~15:00 (9:45開場)
【午前の部】ワールドカフェのすすめ方 10:00~12:00
【午後の部】伝わるプレゼンの話し方 13:00~15:00
12:00~13:00は昼食休憩

会 場:nonowaラボ 国立(国立市北2-37-8 プログラボ国立内)
JR中央線国立駅nonowa口より徒歩3分
https://www.proglab.education/school/kunitachi.html

定 員:16名(先着順)

参加費:16,000円/1日 *午前or午後のみの受講も可能です(8,000円/回)
学生割引有(各回▲1,000円)

申 込:専用フォームよりお手続きください。
https://goo.gl/forms/TphD2SC5IcoxSHxp1

Facebookイベント: https://www.facebook.com/events/2211802422237175/

問合せ:スキルノート 芦沢 skillnote111@gmail.com

主 催:はたらくを楽しく創る スキルノー

講師プロフィール:
芦沢 壮一(あしざわ そういち) スキルノート 主宰/ファシリテーター
1997年一橋大学社会学部卒(教育学専攻)。金融機関に入社後、人材開発部門でビジネススキル研修の開発・講師など企業内教育の推進に携わった経験を活かし、2013年より複業フリーランスとして自治体や非営利団体・企業等との連携による公開講座や研修を実施。専門はコミュニケーション、ファシリテーション、キャリアデザイン。これまで約200回の講座や対話機会を通じ様々な形のファシリテーションを手掛け、場づくりの可能性を広げている。

【開催案内】わたしのはたらきかた計画day

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地元府中市で久しぶりに講座開催します。京王線 武蔵野台というローカル各駅停車しか止まらない駅が、いま少しアツいです。


わたしのはたらきかた計画day 概要:
はたらきかたが今、変わり目を迎えています。起業、副業・複業、フリーランス、テレワーク、休暇取得の義務化、週休3日制、2拠点居住・・・

人生100年時代の「はたらく」について、自分はどんな形を実現したいのか、立ち止まってじっくり考えてみませんか? 暮らしや地域との関わりの中で、大切な何かがきっと存在していることと思います。これからご自身が目指したい「はたらきかた」について、志を共にする皆さんと一緒に考え、計画する時間です。

*いくつかのフレームを使いながら、フリースタイルのファシリテーションで進行します。

 

日時: 2019年5月30日(木)19:30~21:00 *19:15受付開始
★終了後はご希望の皆さんでそのまま自由に歓談いただけます。(閉店22時)

 

会場:武蔵野台商店(京王線 武蔵野台駅 改札前)
東京都府中市白糸台4-18-4
https://tabelog.com/tokyo/A1326/A132602/13233081/dtlmap/

 

対象:ご自身のこれからの「はたらきかた」を立ち止まって考えたい方、計画したい方。

 

参加費:2,500円 +ワンドリンク別途オーダーください

 

定員:8名

 

申込方法:こちらの専用フォームURLよりご登録ください。
https://kokucheese.com/event/index/565307/

 

Facebookイベントページ:

https://www.facebook.com/events/1574307326032534/

 

講師プロフィール:
芦沢 壮一(あしざわ そういち)スキルノート主宰・ファシリテーター
1997年一橋大学社会学部卒(教育学専攻)。金融機関に入社後、人材開発部門でビジネススキル研修の開発・講師など企業内教育の推進に携わった経験を活かし、複業フリーランスとして自治体や非営利団体・企業等との連携による公開講座や研修を実施。専門はコミュニケーション、ファシリテーション、キャリアデザイン。セミナー講師・サラリーマン・家庭人・地域人など複数の立場を両立しながら「はたらくを、楽しく創る」ことにトライしている。

心地よい場づくりのご提案

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みんなで集まって、話を聞いたり意見交換したりする場って多いですよね。でも参加する前の期待値にちょっと届かず、聞くだけの場だったなとか、もっと自分のことも話したかったなとか、隣に座った人とつながれなかったなとか、消化不良のことってよくありますよね。
 
余計なお世話かもしれませんが、そういう場をより良くしたいという想いがありまして、設計のお手伝いをしています。ほんのちょっとしたことで、参加した時の印象や満足度は変わります。
 
「ほんのちょっとしたこと」というのが実は、とても大きなことなのです。これは、経験の数でクリアできることと、一定の知識やスキルがあってできることと両方あって、その相乗効果なのだと考えています。
 
技術だけでは、心地よい場は生まれません。
経験だけでも、心地よい場は生まれません。
 
プラスアルファのお手伝いを、ぜひさせていただきたいと思います。世の中の、あらゆる場を心地よいものに。

 

 

ご相談はこちらまで。

skillnote111@gmail.com

 

4月開講「nonowaラボ(ののラボ)」ご案内

はたらくを楽しく創る スキルノート主宰の芦沢です。3月も下旬に差し掛かり、そろそろ4月からの働き方や生活が少し見えだした頃かと思います。

さて、スキルノートでは新たな取り組みとしてJR中央ラインモールさんとの協力で「nonowaラボ(ののラボ)」という学びの場をご提供することになりました。

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中央線を高架化したことで生まれたレール下のスペースをショッピングや飲食店だけではなく学びの発信地としても活用し、中央線沿線の「豊かな暮らし」が実現することを目指します。

テーマは「インプロ・マーケティング・科学・ファッション・イラスト・ファシリテーション」といった、一般のカルチャースクール等とは一線を画した多様な分野のワークショップで、4月より計8講座が開講します。

JR中央ラインモールHP
http://www.nonowa.co.jp/topics/area/nonowalabo.html

 

スキルノートでは従来より専門分野として取り組んできました「ファシリテーション分野」および「複業・パラレルキャリア分野」について、内容の刷新と体系化を行いそれぞれ全3回の連続講座として実施することになりました。皆さまにぜひ「コウカ的な学びの場・nonowaラボ」を体験いただき、日々の生活や仕事にご活用いただけることを願っています。


◆スキルノートが主催する講座

1.ファシリテーションの教室

〔連続講座・全3回〕
ファシリテーターに必要な「受講満足度を高める要素」や「問いの力」および「表現スキル」を習得し、一段上のファシリテーションを実現することを目指します。起業や複業で講師を務めている方や今後目指す方に活用いただける具体的な手法について、知識と技術を習得する連続講座です。

①【第1回】伝わる講座のつくり方 4/6(土)15:30~18:00
場づくりにおいて大切なのは伝える「中身」を充実させるだけでなく、伝わる「環境」を整えるデザイン思考。設営・備品・構成・進行・資料など多岐にわたる要素と対策を学びます。

 

②World Cafe & Presentationを徹底的に学ぶ日

【午前・第2回】「ワールドカフェ」のすすめ方 6/1(土)10:00~12:00
立体的な場づくりの手法として広まってきたワールドカフェ。この講座では「正しいワールドカフェ」の進め方を体験しながら、効果を最大限に発揮できる「問いの力」を習得します。

【午後・第3回】伝わるプレゼンの話し方 6/1(土)13:00~15:00
質の高いファシリテーションは基礎的なプレゼン技術に支えられてこそ成り立ちます。話し手としての「マインド、視線、ジェスチャー、間の取り方」など本質的な表現スキルを学びます。

会 場:nonowaラボ 国立 *JR中央線国立駅nonowa口より徒歩3分
国立市北2-37-8 プログラボ国立内
https://www.proglab.education/school/kunitachi.html

対象者:ファシリテーターとして質の高いスキルを習得し、場づくりの可能性を広げたい方。

定 員:16名(先着順)

参加費:24,000円/3回 *単発受講可(8,000円/1回)、学生割引有(各回▲1,000円)

申 込:専用フォームよりお手続きください。
https://goo.gl/forms/TphD2SC5IcoxSHxp1

Facebookイベント: https://www.facebook.com/events/537435373414822/


2.複業の教室

〔連続講座・全3回〕
人生100年時代は既存のレールのみでは有意義な人生を送ることが難しいと言われています。複業・パラレルキャリアによる起業で自分らしい働き方・生き方を実現することを目指しませんか? そのために必要な「マインドの変化」と「実践的な知識」を得られる連続講座です。

【第1回】複業起業のための「発想力・思考力」講座 4/23(火)19:00~21:00
事業のアイデアを深め広げる考え方のフレームを知り、併せて精緻なマーケット分析を行う思考法を身につけます。

【第2回】複業起業を実現するタイムマネジメント 5/20(月)19:00~21:00
自分自身の価値観を明確に認識し、優先順位に基づいた日々の行動を計画することで複業起業の時間創出を実現します。

【第3回】複業起業の事業環境を整える実務講座 6/18(火)19:00~21:00
個人事業主として事業化する為の手続きを学びます。
〔実施内容〕兼業規定の理解/開業届/屋号/事業用名刺/オフィス/事業用口座/人的ネットワーク作り/個人ブランディング etc.

会 場:nonowaラボ 武蔵小金井 Room635 *JR中央線武蔵小金井駅nonowa口より徒歩3分
小金井市本町5-1-12 nonowa武蔵小金井 ムサコガーデン内
https://www.proglab.education/school/musashikoganei.html

対 象:自分だけの複業キャリアを実現し、社会での期待役割を築きたい皆さん。

定 員:16名(先着順)

参加費:15,000円/3回 *単発受講可(5,000円/1回)、学生割引有(各回▲1,000円)

申 込:専用フォームよりお手続きください。
https://goo.gl/forms/TphD2SC5IcoxSHxp1

Facebookイベントページ: https://www.facebook.com/events/392082711572997/

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ご案内は以上です。皆様にお会いできることを楽しみにしています。

〔web講座〕「LIFE SHIFT」で実現する人生100年時代のキャリアづくり

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スキルノートの芦沢です。普段活動の拠点の一つにしている「武蔵野プレイス」という学習施設があります。武蔵野市生涯学習推進の中心地でもあり、図書館があり、音楽スタジオもあったり、中高生のための自習スペースもゆったり完備しているような、多世代のための多様な学びの場です。

 

このたびは学習施設のご担当者からお声かけいただき、こちらの講座を開催しました。定員の3倍近くのお申し込みがあり、最終的には24名のご参加をいただき実施しました。

お越しいただけなかった方も多数いらっしゃるので、当日のコンテンツ紹介と参加者の皆さんの様子を合わせて、web上で講座を再現していきたいと思います。開催にあたっては行政の皆さんに多大なご支援をいただき、また出版元の東洋経済新報社からも正式に開催の許諾をいただきました、ありがとうございます。

 

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開催は金曜日の19:00〜でしたので、大半の方は勤務のお仕事を終えて駆けつけた、という様子でした。都内からだと18時前後には退社しないと間に合わないでしょうから、タイムマネジメント出来ていらっしゃる方々、ということになるかと思います。

 

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ちなみに、この講座のチラシの案内文には次のようなメッセージを添えていました。

 

* * * * *

長寿化による人生100年時代がやって来ました。「教育→仕事→老後」というこれまでのステージではその長い時間を十分に満たすことは難しいと言われていますが、では私たちはどのように働き、生きていけばよいのでしょうか。著作「LIFE SHIFT」の内容を皆さんでたどりながら、地域に根ざして豊かな日々を暮らす方法について考え、人生100年時代におけるキャリアづくりのヒントを見つけます。

* * * * *

 

この文章のどこかに共感いただき、金曜夜の過ごし方として優先順位を上げてお越しいただいた皆さん、ということになります。なので、自然と良い場になっていく予感がします。

 

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前半は「LIFE SHIFT」のエッセンスをインプットし、後半は自分自身からのアウトプットの切り口を探すワーク、という2段構成です。

まずは本の背景から。2016年11月出版ですから、もう2年以上前なのですね。「人生100年時代」というコピーを聞かない日が無いくらい、ボディメッセージは浸透しました。

 

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ご参加の皆さんで、この本のこんなところに関心を持ったよ、とか今日はこんな気持ちで参加したよ、などの意見交換を含めた自己紹介。それぞれ立場役割は違えど、関心ごとが同じ方向にあるので、信頼感のある空間が生まれます。

 

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著者のリンダ・グラットン氏は日本語版の冒頭に、長寿化社会を迎えている日本の私たちに向かってメッセージを書いています。かつて東京大学総長を務めた小宮山宏氏も言っていたように、日本の社会構造というのは世界のトレンドの少し先の姿を現しているので、課題を先取りしているのだということ。いずれ世界の国々が直面する「人生100年時代の課題」に私たちはいち早く向き合っている、ということです。

 

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今起きている社会変化を大きく2つの切り口で理解していきます。まずは「マルチステージ化」。これまでは「教育→仕事→老後」という3つのステージでそれぞれの役割を果たすことで十分に充実した生活や、満足度の高い生き方を実現することができていました。

それが長寿化によりそれぞれのステージは独立したものではなく、シームレス(境目のないもの)になっていきます。学びと稼ぎと暮らしと人のつながりとが、幼少期から高齢世代まで、常に隣り合う課題になるのです。例えば世の中で実際に始まっている「主体的対話的で深い学び」という教育のあり方や、「複業」という働き方なども、その一つの表れという理解ができます。

いきなり深い話になりましたが、この本には本当に大切なことが書かれていますね。全400ページ、一人で読みこなすのはなかなか難しいので、今回のようなエッセンスを学ぶ機会を設けるに至りました。そして2つ目の切り口はこちら。

 

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マルチステージを有意義に過ごすために必要な「無形資産」という考え方の提示です。それらは一体何でしょうか。

 

1.生産性資産

生きていくための稼ぎを得るのに必要な、知識やスキル・仲間・評判のことです。これまでと違うのが、それらを属している組織に委ねるのでなく、いち個人として保有し続けられるもの、という点です。

 

2.活力資産

元気な状態を維持し、健康寿命を延ばす要素です。心身の健康はもとより、それを支える規則的な生活、そして日々のストレスコントロール。長く生きるということは、毎日を気持ちよく過ごすことの価値が高まります。

 

3.変身資産

これから直面する変化を受け止める柔軟性のことです。それに有効なのは自分自身が過去の価値観に囚われないオープンな心持ちであることと、自分と同質な人たちばかりと過ごすのではなく、多様な価値観を持ち行動をしている人々とのネットワークに常に触れていることが大切です。

 

なるほど、一つ一つを理解すると確かに必要なものだなぁと感じますね。そしてそれらは一朝一夕に得られるものではない、ある程度の時間をかけてライフスタイルとして定着するもの、というイメージがあります。

 

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変身資産のなかに「多様性に富んだネットワーク」という要素があり、それを象徴的に表した考え方の紹介です。「弱い紐帯の強さ理論」という、普段つながりの人からある日ふっと有益な情報がもたらされることがありますよ、というもの。親しい仲間というのは考えていることやニュースソースが似通っているので、新たな気づきは構造上得にくいようです。何となく、それぞれに思い当たるご経験があるのではないでしょうか。

 

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当日の講座では「無形資産チェックシート」を使って、いま自分が持っているものとこれから得て行きたいもの、足りないと感じることなどを書き出します。

ペンがサラサラと進む方と、じっとワークシートを見つめて考え込む方と、人それぞれ。しかし、その「人それぞれ」こそが人生100年時代の生き方に大切なことなので、それで良いのです。他人と比べない、レールに乗ろうとしない、自分軸が中心の考え方整理と行動です。

 

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書いたことをグループでシェアします。体力には自信があって毎日走っているよとか、地域や趣味の集まりによく顔を出しているよとか、皆さん人それぞれ状況は異なります。それで良いのです。

 

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さて、ここまでお伝えしてきた社会変化が起きると、考え方が変わっていくものがあります。一つはアイデンティティ、つまり「私は何者である」という、自己認識に対する納得感です。かつて高度経済成長から経済拡大一辺倒の時代には、その役割を果たしている企業の一員であることが社会に役立っている実感そのもので、そういう自分を自己肯定しながら仕事の役割にアイデンティティを得ていた方が多かったはずです。

今は、その時代は過ぎ去りました。属している組織は常に流動的で、そこに自分が身を置くことがアイデンティティとはなり得ないのです。ひとりの個人として、自分は何者でどんな期待役割を見出し、社会に生きるのかを自分で定義していく、それが人生100年時代の生き方なのです。その意味で、これまでは「リスク」として変化を遠ざけていたことが、今は逆に「変化しないリスク」に転換し始めていますね、ということです。

 

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「LIFE SHIFT」にはそのような新しい時代の生き方として幾つかのモデルが示されています。

エクスプローラー:探検家。世界を自由に動き回る生き方。

・インディペンデント プロデューサー:起業家、生産活動、アイデアの具現化。生み出す人です。

ポートフォリオ ワーカー:複業家。複数の本業を持つ生き方。パラレルキャリア。

 

形や名称にこだわるのではなく、自分自身の価値観を定めた上で働き方・生き方を再構築した時に、もしかするとこのようなモデルの一つに近づいているかもしれないし、その人固有のスタイルに落ち着いているかもしれません。「形を追う」ことは無意味なので、盲目的に目指すロールモデルではないですよ、と解説。

 

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関連書籍を幾つかのお持ちしましたが、公式なものだけでもマンガ版や特集のマガジンなどあります。前作「WORK SHIFT」も余裕があれば目を通したい一冊ですね。

 

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おおよそ、講座の前半で本のエッセンスはご理解いただけたと思います。後半は自分自身の行動について具体化していくのですが、その上でまず理解しておきたいことがあります。

一つは、時間の使い方が変わります、ということ。単に労働することの価値は相対的に低下していきます。そうですよね、既に様々なIoTやAI、ロボットなど技術改善が進み、生身の人間の果たす役割は変化しています。

そこで、いかに労働を効率化し余暇の時間を増やすかということ。誤解していけないのは、余暇というのは休憩や娯楽だけで費やすのではなく、「自己投資」や「生産活動」の時間として、それぞれの人生100年時代のキャリアを築く時間になります。

 

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また、自己投資や学習においての留意点として、決して学ぶこと一辺倒にならないこと。学ぶことは大切で必要ですがただ学び続けること、 インプットをし続けてアウトプットに至らないことはもったいないですよ、という話です。

順番を間違えやすいのですが、 まず先にアウトプットをしてから、 不足している知識やスキルまたは相手(顧客) のニーズを肌で感じることで、 真に必要なインプットが何かを知り、質を高めることができます。 「アウトプット→インプット」の順番と繰り返しが大事です。「 十分にインプットしてからアウトプットしよう」 では上手くいかないですよ、ということです。

実際、 何らかの事業を生み出している方々に聞くと、 ほぼ例外なく皆さんおっしゃいます、そんな話題のご紹介でした。

 

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続いては自己分析ワークシートを使って、自身の好きなこと、得意なこと、他の人と違うこと、挑戦してみたいこと、の4つを棚卸しします。皆さん、これまでの講座でこの取り組みの意味をよくご理解いただいているのか、止まることなく数多くの「自己分析」があふれてきます。そう、他人の視線を気にせずに自分として大切にしていることを、単語として形にすることは自律的キャリアの第一歩につながります。

 

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書き終えたら小グループでシェア。その際にはきっと、自分が思っていた特徴とは違う部分で相手から大きな反応をいただくポイントがあります。それこそが、自分の意識していない「強み」であり、期待役割につながるヒントです。

一般的には「得意なこと」を伝えがちですが、4つの区分で最も大切なのは「他の人と違うこと」です。そこに、新たなアイデンティティの種が含まれていることがあるからです。

 

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そしていよいよ、自分で肩書きと役割を考え「手づくり名刺」を作っていきます。直前の自己分析ワークや、前半の講座内容を手掛かりに自由に設定します。イメージをイラストに表現してもいいですし、本名でなく活動名を設定したり、屋号を決めている方もいらっしゃいます。

相手に伝わるようにシンプルに、そして想いを込めてカラフルに。24人それぞれの名刺が徐々に出来上がっていきます。静かな作業時間ですが、どこかワクワクしているエネルギーが、部屋いっぱいに広がっていきます。

 

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手づくり名刺を5〜10枚完成させたら、すぐに名刺交換の時間です。たった今創った自分の新たな役割は、人生100年時代のアイデンティティにつながる、何よりも自分がワクワクすること。さあ、会場内を自由に歩き回りましょう!

 

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はじめましてから、あっと言う間にお互いの名刺に書かれたユニークな肩書きに歓声が上がります。面白いですね、どこでやってるのですか、お幾らでサービスを受けられるのですか、などなど。

 

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名刺を受け取る側が肝心で、しっかりと相手の意図を受け止め、想像力が広がるように質問していきます。面白いなと思う気持ちを伝えたり、もっとこうすると伝わるよ、などアドバイスしたり。

 

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会場全体に、興奮が広がっていきます。普段の名刺交換でこんなに盛り上がることってあるでしょうか? ないですよね。それは何故か。この名刺は、与えられた役割ではなくて、自らの手で自分自身や相手(顧客)のことを考えてゼロから生み出したものだからです。気持ちの「乗り方」が違います。

 

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「手づくり名刺を交換して、どんな気分ですか?」

皆さんに問いかけるとそれぞれの言葉で、人生100年時代のキャリアづくりにつながる何かを見つけた、という気持ちの高まりを表現してくださいます。ずっとこの時間を続けたい、なんていう声も。

 

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最後にお伝えしたメッセージは「助走期間は長すぎない方がいい。」ということ。例えば陸上競技走り幅跳びという競技があります。あの助走距離って何メートルくらいだと思いますか? 選手により異なりますが、おおよそ25〜30mくらいのようです。では、皆さんがスタートラインに立っているとして、その助走距離が500mあったとしたらどう思いますか? (会場から笑い・どよめき)

そうですよね、とても走る気持ちが起きないですし、実際に走り始めてみてもなかなか踏み切る地点にたどり着けず、きっと途中でヘトヘトに疲れ果ててしまいますよね。私たちのキャリアづくりも同じだと考えています。やってみよう、行動してみようと思った瞬間のエネルギーが冷めないうちに、助走を始めてすぐに踏み切ると、きっと小さな何かか形となり次への一歩につながっていくのだろうと思います。

 

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今日の講座コンテンツは以上です。皆さんの取り組みを、これからも応援していきますね。

会場の「武蔵野プレイス」は曲線を活かしたユニークな作りで、そこで提供されている講座も多岐にわたります。もしJR中央線武蔵境駅までお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。

 

3月末は年度の区切りという方も多く、こんな講座も予定しています。皆様にまたお会いできる機会を楽しみにしています。

【3/30 土】計画する日 〜目指す生き方・働き方を実現するVision設定〜

https://kokucheese.com/event/index/555982/

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