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何も考えない時間というのは、実はとってもよく考えている時間なのかもしれない。

秋晴れの空がとっても清々しい一日でした。何にも考えずに、しばらく首を上に向けて、ボーッと眺めて、写真を一枚。経験のある人も多いのだろうが、「何も考えずにボーッと」すると何故か新しいアイデアが浮かぶことがありますね。それは気のせいではなく、研究でも証明されている現象なのだとか。

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おそらく、今の私たちはあまりにも、能動的に脳を動かしている時間が長すぎるのだと思う。移動中も、仕事中も、食事中も、ベッドの中でも、そこに端末があるから。交感神経がずっと活性化している状態。

技術の進歩により、インプットの情報量そのものが増えたり、種類の幅が広がることは間違いなく大きなメリットだろう。問題は、その膨大な情報を選別したり、吟味したり、つなげ合わせたりする時間が圧倒的に少ないことだと、僕は考えている。

ボーッとしなから、なんとなく漠然とした思いを頭の中で巡らせる、ゴールを定めずに。ヒラヒラと風に舞う落ち葉や、ずっと頭の上のほうにあるうろこ雲を眺めていると、突然昨日の会話が蘇ってくる。アイデアが、具体的な形を成してくる。気持ちがワクワクしてくる。

何も考えない時間というのは、実はとってもよく考えている時間なのかもしれない。無意識下で、何かを練っている時。良いアウトプットを求めるなら、その成果を焦らずに、無意識の時間を大切にすることが欠かせないのかもしれない。

と、そう自分に言い聞かせて、もう少しボーッとこの空を眺めていようか。