働き方
先日とあるセミナーでお聞きした、組織と個人の関係について研究されている方のお話がたいへん興味深いものでした。・わたしたちは属する組織の"代表者"として物事を見て、聞いて、話している。意識せずとも組織のアイデンティティに大きく影響を受けている…
常々「ワークライフバランス」という言葉を聞くたびに軽い違和感を覚えてきた。それが何故なのかよく考えてみると、結論としては「ワーク」と「ライフ」が対峙していて、対等な位置関係にあることがおかしいからだ。本来、人間生活の全体が「ライフ」であっ…
私は以前より「パラレルキャリア」という、本業以外にもう一本の軸を持って活動することをお勧めしています。働き方について様々な話題提供をされている「ICHIROYAのブログ」さんでも、これに関連する記事がありましたのでご紹介します。◯『趣味』と『副業』…
「残業代なし法案」としてマスコミはそれが国民の総意であるかのごとく、やや偏りある報道を続けている。私自身のことを少しお伝えすると、勤めの仕事では5年ほど前から裁量労働制、いわゆる残業代なし勤務体系に変わった(非管理職)。結論から言うと労働時…
巷で残業「代」ゼロに関する論議がなされています。 「残業代ゼロ」一般社員も 産業競争力会議が提言へ:朝日新聞デジタル http://www.asahi.com/articles/ASG4P5142G4PULFA00Y.html 私なりに、残業代廃止問題の解説をしてみます。まず「残業代がなくなると…
高校の教師が勤務先の入学式を欠席し、自分の子供の入学式に出席したことの是非が言われている。高校教諭が入学式を欠席 「息子の入学式に出席のため」という理由は許されるか-The huffington posthttp://m.huffpost.com/jp/entry/5141176/「教員が、教え子…
新社会人の自分、おめでとう。未来の自分からのメッセージです。1.上司先輩は教師だが、教師は完璧ではない。2.聞く姿勢は大切。聞き流すことも大切。3.意見を通したければ強くではなく、柔らかく繰り返すとよい。4.就職先は唯一の居場所ではない。…
「パラレルキャリア」に最近また注目が集まっていますね。 -本業終わりのライフワーク パラレルキャリアで「新しい自分に」オルタナS http://alternas.jp/work/ethical_work/50879記事では、パラレルキャリア・ラボの齋藤さんという、ご自身がパラレルキャリ…
行政の旗振りのもと、企業やその他の組織において女性の活躍推進は重要な課題として様々な対策が展開されています。私はその代表的ないくつかのやり方が、むしろ推進ではなく阻害要因になっていると、感じています。国際的に見て日本での管理職登用は、行政…
その語感からして大変ネガティブな概念で、どうにも受け入れがたい印象があるのだが、現実としてそういう立場や働き方があることも事実として受け止め、ではどのようにしたらそこから脱することができるかを考えてみたい。 結論から言うと、単純に会社を辞め…
IBM「社員大量クビ切り」の内幕(「選択」)http://www.sentaku.co.jp/category/economies/post-1935.php 「オレンジのソーシャルな会社」の怪文書投稿-ミクシィは250名を超える組織改編へ(CNET Japan) http://m.japan.cnet.com/#story,35038888 いずれ…
いよいよ先週から東京編がスタート。視聴率約30%も納得の面白さ、毎回引き込まれています。ふと思ったのは、視聴者が半沢直樹に登場する「誰」に感情移入して見ているのかな?ということ。半沢?同期入行の渡真利?はたまた、大和田常務?まあ、自分は半沢に…
「底上げ人事は女性に失礼」南場智子氏(DeNA元社長)/日経BPhttp://business.nikkeibp.co.jp/article/interview/20130819/252395/女性の活躍推進、特に管理職ポスト以上における登用を進める際に行われる「ポジティブアクション」について、南場氏は「本当…
古今東西ビジネスパーソンを悩ませ続ける、残業問題。仕事を時間内に片づけ、成果と両立させるために必要とされる要素を整理してみると、凡そ次の3つの切り口に分けられます。1.マインド(=生産性低下という意識、コスト意識、早く帰りたい気持ちetc.)2…
とっても生き方が難しい世の中です。個人としての充足感、生活費の確保、社会や地域への貢献、将来的な夢や目標の実現。企業は組織再編で従来のポストは大きく減少。生きがい、やりがいを何に求めるか。単純なワークライフバランスでは解決しない現実がある…
私たちはたとえサラリーマンであってもプロフェッショナルとしてシゴトをしている。労働に対する対価を得て、勤務時間にフル回転して、成果で十分に応える。付き合い残業なんてもってのほか。情緒的な、五人組のような前時代的な思想が今もって組織内にある…
コンフェデ杯の対イタリア戦。その素晴らしい試合内容は間違いなく、日本のサッカーがこれまでで最も「世界」に近づいた試合だったと思う。今後の短期的な成果はどうあれ、世界のレベルを肌で知る今の日本代表世代が指導者になっていく少し先の未来には、ワ…
日本企業でよくある話。プレーヤーとして優秀な社員が素晴らしい成果を発揮し、評価された結果としてマネージャーに登用される。マネージャーになった彼/彼女らは理想に燃え、自らの組織をより生産性の高いものに、相対的に好成績にしようと部下を率いる。自…