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もう一つの生き方〜パラレルキャリアのすすめ〜

「もう一つの生き方=パラレルキャリア」とは何か。

・副業=「収入」を得ることが目的

・パラレルキャリア=「やりがい」を得ることが目的

パラレルキャリアは、ボランティアとは異なる。収益は得るが、行う目的が異なるということ。

古くは、経営学ドラッカーが提唱した概念。最近は「2枚目の名刺」という言い方もされている。本業以外にもう一つ独立したキャリアを持つ生き方。

本来「勤めの仕事」は収入(生活費)を得る手段。自己実現をそこで果たすことは必然ではない。

過度に「勤めの仕事」に依存することは、息苦しさを感じたり、無理が生じる。

「勤めの仕事」と「しごと」は異なる。平仮名の「しごと」とは、個人が社会に果たす役割のこと。

家事育児にやりがいを重ねることは、無理が生じる。家族、特に子供にしわ寄せが行く。家族として果たすべき役割と、自分の自己実現の場面を分けることが大切。

パラレルキャリアで何をするか。自分が好きでやりたいことなら何でも良いが、利己的なものではなく、その活動の結果、世の中の誰かが喜ぶものだと、輪が広がっていく。

勤めや、家事育児が忙しい人ほど、パラレルキャリアを実現した時の効果が大きい。全体に占めるそれぞれの負担割合が下がり、気持ちが楽になる。

消費者から生産者に立場が変わることで、世の中の景色が変わって見える。新たな気づき、成長、意欲が生まれる。

できれば、無償ではなく、少しでも対価を得られると良い。対価は質の向上と信頼を得る原動力。対価をいただく責任において、提供するサービスのクオリティが格段に向上していく。パラレルキャリアのスタートはボランティアでも良いが、そこから早くステップアップすることが大切。

勤めの仕事は、誰でも、遅かれ早かれ失業する。一度に収入源とやりがいを失う現実を意識すると、その危険性に気付く。本業以外にもう一つの軸を持つことで、勤め先の会社への依存度を減らすことができる。収入源もやりがいも一つに集約することは、人生という大切なキャリアを他人に委ねてしまうというリスク。 

「かせぎ」「しごと」「くらし」のバランスと重なりを意識する。

・生きていくための収入を得る手段=「かせぎ」
・衣食住や地域の関わりや余暇など=「くらし」
・社会に果たす役割とやりがい=「しごと」

パラレルキャリアは、息苦しさや無理から逃れ、この3つのバランスを得るための、一つの方法。これが唯一の正解では無いが、何か変えたいと思うなら、チャレンジする価値のあるもの。無理なく人生を楽しみ、意味ある時間を過ごすことができるように。




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