skillnoteのブログ

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なぜ「自己紹介のスキル」が大切なのか

READYFORでの支援者募集プロジェクト初日よりお二人の方にご支援をいただきました、ありがとうございます。今日はこのプロジェクトの根幹である、なぜ自己紹介のスキルが大切なのか、という点についてご説明します。 https://readyfor.jp/projects/skillnote01/announcements/16827

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私たちが仕事や日常生活で目的を遂行するために身につけ、発揮する「スキル」には様々な種類があります。それらを区分したものがこちらです。左上にある「テクニカルスキル」は専門分野に関する知識・スキルのことで、医師なら医学に関する知識・スキルを、農家なら農業に関する知識・スキルを指します。当然ながらこれらは職業や立場としての特性を裏付けるものですので、誰しもが習得の努力を自然と行うものです。

一方、右上の「ヒューマンスキル」は対人関係能力のことで、人と接する上で、また情報の発信や受信において発揮される、幅広い能力全体を指します。言語・非言語の様々な要素を理解し伝達する上で活用するスキルであり、実務経験を通じても一定程度の習得は可能ではあるのですが、意識して具体的な個別スキルを習得しないと身につかないものも多いのが特徴です。

(3点目のコンセプチュアルスキルについては図に記したとおりですが、ここでは詳細説明は割愛します)

私たちは日ごろ、テクニカルスキルの向上に時間や手間、費用を惜しみなくつぎ込みます。これはその人の職業や立場役割を裏付けるために必要なものですので、誰しもが習得の努力を自然と行うものです。他方、ヒューマンスキルはその重要性には気づいているものの、わざわざ時間を確保してそのスキルの習得に時間や手間、費用を掛けようという決断はしにくいものです。そしてヒューマンスキルの代表的なものが「プレゼンテーションスキル」であり、言語・非言語の情報をどのように発信しまた受信するかという、非常に高度かつ専門的な要素により構成されているものです。

日々の行動として目の前に必要とされているテクニカルスキルの習得を常に優先しつづけていると、結局他者(社)との差別化が難しいばかりか、せっかく習得している専門知識やスキルのパフォーマンスを十分に発揮できないという事態に陥ってしまいます。それを存分に発揮し成果の習得につなげるためには、ヒューマンスキル、特にプレゼンテーションスキルの習得こそが大切な要素であると私は考えています。

「プレゼンテーション」と聞くと定型的なプレゼンの場面、例えば商品やサービスの企画提案をプロジェクターの映写資料に従って説明するようなシーンを思い浮かべがちですが、それは全体のごく一部です。朝起きて朝食を食べながら家族と交わす会話、会社で同僚と交わす何気ない社内事情に関する情報交換、休日に気に入った服を探して店員さんと交わす会話、自分が新たに始めたい習い事について配偶者に説明する会話・・・それら全てがプレゼンテーションであり、そのスキルを適切に発揮できるかどうかで毎日の行動の結果がほんの少しづつ変化していく、そういう直接的な効果を持っています。そして何より、初対面の人と新たな出会いの場面で交わす会話=「自己紹介」こそ大切なプレゼンテーションの一つであり、その成否によりその相手との関係が実りあるものに発展していくのか、そうでないのかを左右するものだと考えています。

私はこれまでお会いしてきた中に、「自分は人前での話や自己紹介が得意で、全く苦にしないんですよ」という方々がいらっしゃいます。実際にその方々のお話を伺ってみると、確かにご本人はハツラツと気持ちよく人前でお話をされるのですが、肝心の「聞き手」が相手の一方的なペースに正直疲れていらっしゃる場面や、あるいは話はそれなりに伝わったのだけれど、その後に新たな展開や関係性の拡大につながっていかないという場面を数多く目にしてきました。冒頭に説明しました「実務経験を通じても一定程度の習得は可能だが、意識して具体的な個別スキルを習得しないと身につかないものも多い」というのがまさにこの点で、経験値のみでプレゼンテーションスキルを使いこなしているつもりが、実はクオリティーを十分に満たしておらず、成果や関係性の向上に結び付かないということがあるのです。

ヒューマンスキルの習得に必要なことは単に経験の積み重ねではなく、「正しい要素を、正しい形式で学ぶ」ことだと考えています。「自己紹介」はその代表的なものであり、そしてどのような形態のプレゼンテーションにも通じるスキルであるという確信に基づき「好感度UP!自己紹介のコツ」セミナーのコンテンツを開発してきました。今回のREADYFORでの取組を通じ、今ご説明したようなヒューマンスキル習得のあり方について多くの方にご認識いただくことも、私の目指す目的の一つと考えています。

「刃を研ぐ」時間を大切にする習慣を、みんなの手に。

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