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赤ちゃんのオムツ替えスペースは男性用トイレにこそ必要

僕は上の子が7才、下の子がようやく1歳9ヶ月という子育て世代ど真ん中です。小さな子どもを連れて街に出ると、赤ちゃんのオムツ替えスペースや子供用トイレなどが、「女性用トイレにのみに設置」されていることが結構あります。それも案外最近オープンした話題の商業施設や、主要な交通機関のターミナル等でもそういったことがあるので不思議です。これだけ「育メン」がもてはやされたり、子育てしやすい街づくりが売りになる世の中であるにも関わらず、です。

母親にとって子育てしやすい環境は重要ですが、同時に父親がきちんと育児参加できる環境整備も大切です。僕もそうでしたが父親というのは子どもが産まれて自動的に親としての自覚を持てる、というわけではありません。毎日毎日、赤ちゃんの成長を見ていても同じで、なかなかモードが切り替わらない。具体的に育児参加してみて、それを継続してはじめて「父親」としての動物的な自覚が芽生えてきます。

社会全体として少子化の解決に向かったり、あるいは子育て中の母親による痛ましい事件・事故を減らすためには、父親の意識改革と行動変化は欠かせない要素です。そして父親の意識改革と行動変化を促すには頭で役割を理解するだけでは難しく、気づいたら「育児参加することが必然な環境に身を置いていた」という状況にしてしまうことが有効だと感じています。夫婦子連れで買い物に出掛けたとき、女性用のトイレにのみ赤ちゃんのオムツ替えスペースがあったらどうしたって母親がお世話するしかありません。男性用にもあればその日は父親が赤ちゃん担当になれるし、オムツ替えを1回、2回と重ねるうちに、父親としての自覚もその回数に比例して高まってくるように思います。

赤ちゃんも不思議な能力を持っていて、自分のことを気にかけお世話してくれる家族により多く笑ってくれます。おもちゃを沢山買い与えるより、1枚でも多くのオムツ替えをしてくれる父親のことを大好きになります。そうするとより子どもを可愛く感じ、育児参加が楽しくなる、善の回転になっていくのです。

トイレの話に戻りますが、商業施設が男性用トイレにも赤ちゃんのオムツ替えスペースを完備し、それ以外の授乳室やプレイルームも父親だけで赤ちゃんと利用できるような構造・雰囲気にしたら面白いと思います。「母親が休める」ことは何よりも母親へのサービスでしょうし、重ねて「雨の日割引」みたいに父親と子どもだけで来店したら「育メン割引で10%引き」なんてキャンペーンがあったら素敵だし、そういうアクションは企業として社会責任を形に表す機会にもなりますよね。
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