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トトロの森みたいな所で"note"がなぜ魅力的か考えてみた(仮説)

note、リリースから24日目くらいでしょうか。偶然にも初日から参加し、ソーシャルメディアのスタートアップを体感するという貴重な経験をしています。既にソーシャルメディア乱立の中、noteをなぜ魅力的と感じているのか、トトロの森みたいな所を歩きながら考えてみました。

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・そもそも、Facebookを流れる情報にやや辟易していた感あり。食べ物とか旅行とか記念日の写真からは、結局クリエイティブな発想につながる要素はあんまり得られなかった。それはそれで必要な「人生の遊び」なのだけれど、情報量として偏りが大き過ぎた。

ソーシャルメディアを使った先にある、リアルに得られる「ゴールイメージ」がFacebookTwitterには案外無かった。noteはバーチャルではなく、あくまでもリアルでの活動が前提にある。むしろ、情報の山に埋れていた取組やアイデアがどんどん掘り出されている。

・スタートアップ直後の今だけかもしれないが、Twitterのようなノイズが圧倒的に少なく、中身を伴った情報の割合が高い。興味の有り無しに関わらず、情報の粒が揃っていて、選べる。

・しかし、発信するコンテンツが自分に無い人は、しんどいと思う。ただ眺めているだけではフラストレーションが溜まるし、かといって食べ物や旅行の写真を漫然と流しても、誰も反応しないだろう。自分は何によって社会の中で立ち位置を見出すのか、ということに直面する(これ大事)。

・"クリエイター"の垣根が下がった。イラストや小説や音楽だけがクリエイターの分野じゃない。もちろんそれらのポジションを持っている人は羨ましいし得られることは多いけど、知恵さえあれば新たなジャンルに価値を照らすことができる。こだわりさえあれば、誰でもクリエイターになれる。

・ユーザー間がフラット。有名人だから価値がある情報を持っているというわけではないし、「誰が言ったか」より「何を言ったか」が価値視されている。元々FacebookTwitterもそのはずだったのだけど、何というか大衆主義的な数の論理で、実際そうでは無くなっていた。「note始めました」という有名人の皆さんはこれからクリエイターとしての実力を試されるのだろうし、そうでなければ彼らですら価値視されないと思う。

・ユーザーが不特定多数ではなく、特定多数。実名以外のユーザーも、自分が何者かを明らかにしている。だから、情報に対する責任が感じられるし、レスポンスに価値が感じられる。「いいね」より「スキ」の方が100倍くらい嬉しい(慣れの問題かもしれないけれど)。

・たった100円を稼ぐ難しさを肌で感じられる。noteユーザーで毎日記事が売れている人なんてまだまだ全体の数%、ごくごく少数だと思う。他人が瞬間的に記事に価値を感じ、100円払ってさらに読もう、と思わせることの難しさ。情報の瞬発力とや差別化。「投げ銭」といっても基本的な購買者心理は同じだろう。私はまだ100円を一回しか購入いただいていません(心ある友人から)。相手目線でとことん考える、それ自体がトレーニング。


また個別の関心としては、ブログとnoteをどう両立したり使い分けたりしていくのかなー、というのもあります。私自身、まだまだ"クリエイター"の域には達しているとは言えず、日々精進です。では皆さん、お互いに高め合って行きましょう~

https://note.mu/skill_note/

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