skillnoteのブログ

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人が成長するのは「限りなく惜しい失敗」から/サッカー日本代表のイタリア戦より

コンフェデ杯の対イタリア戦。その素晴らしい試合内容は間違いなく、日本のサッカーがこれまでで最も「世界」に近づいた試合だったと思う。今後の短期的な成果はどうあれ、世界のレベルを肌で知る今の日本代表世代が指導者になっていく少し先の未来には、ワールドクラスの一角を当然のポジションとし、我々により魅力的なサッカーを見せてくれることだろう。

仕事も同じだと思うのだけど、人が成長するのは「限りなく惜しい失敗」からなのだろう。「できたはず」と「できた」の境目にある、言葉では表せない壁。惜しければ惜しいほど、強く記憶に留まり、日々の行動を変える動機付けになる。何が出来ていて、何が不足していたのか、より具体的な課題が見つかる。個人のスキルアップなのか、チームワークなのか、システムなのか、一歩踏み込んだ分析と、新たな目標ができる。そうやって私たちは「成長」の実感を少しずつ手に入れ、望む未来へ確実に向かっていく。

サッカー日本代表の「勝てたはず」が「勝てた」になる日を夢見て、そして自分自身もそうあるべく、日々を過ごしていこうと、勇気をもらった一戦だった。サッカー日本代表の皆さん、ありがとう。そして、これからも。
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