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「マジメに勤める」より「マジメに自分を磨く」ことがキャリアにつながる:【資料掲載】自分でつくるパラレルキャリア・ワークショップ

先日開催のワークショップ「自分でつくるパラレルキャリア」の資料を掲載しました。近頃あらためて感じるのは、とくにサラリーマン・ウーマンにおいて「マジメに勤める」ことよりも「マジメに自分を磨く」ことの方が、自分自身のキャリアを創る上で遥かに大切になってきた、ということです。世の中が安定した成長局面であった時代は、マジメに勤めることで生活が充実し、マジメに勤めることで社会的な信用や地位を得ることができていました。すべてキャリアはマジメに勤めることの延長線上に成り立っている、と錯覚しても人生を楽しく終えることができました。

 

しかし既にそれらが過去のものであることに「茹でカエル」のように気がつかないでいることは、人生のリスクそのものになってしまいます。キャリアとは本来、自分が社会や地域に果たすべき「役割」を主体的に担い、それを具体化した行動のことを指し、これを「しごと」と言います。単に勤めることは生活費を得るための「稼ぎ」に過ぎません。

 

「稼ぎ」と「しごと」を盲目的に一致させることは、人生を味気ないものにしてしまいます。また、「やりがい・生きがい」を「稼ぎ」に求めることは必然ではありません。(主体的に考えた結果としての「稼ぎ=しごと」という選択肢はありえます。盲目的であることが問題なのです)

 

自分が本来感じている興味関心や強みの発揮、果たすべき役割に照らして、なすべき「しごと」を定め、実行することこそが、人生を豊かにしてくれるのです。そこに至る過程が「マジメに自分を磨く」ことであって、リソースを割くべき大切な機会なのです。就職先の組織に人生をまるごと預けるような受身のキャリアには意味はないよ、ということです。しかしながら「稼ぎ」としての勤めをないがしろにするべきではありません。「ライスワーク」と「ライフワーク」をしっかり共存させ、それらが絡みあっていくことが大切なのです。(添付資料参照)

 

解決策は一つではなく、また他人とも異なります。「パラレルキャリア」という考え方は、現状を整理し将来のビジョンを描くための一つのカタチであり、ヒントです。そこに答えを求めるかどうかも、自分次第。一人一人が、自分のチカラでキャリアを創る、厳しくも楽しい時代に、私たちは生きていることを、日々実感しています。

 

*ワークショップご参加の皆さん、ありがとうございました。少人数でお互いのことを語りながら、とても良い雰囲気であっという間の2時間半でしたね。これからも自分の納得いく「パラレルキャリア」を焦らず、しかし確実に創っていきましょう!

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